魔法は子供だけでなく、大人にだって効く素朴な白木から生まれる別世界
10歳の頃からフランスにお城を建てたいと夢見たトム・ブリューゲン。オランダ人の彼が20代になって南仏・タルヌ県で崩れかかった館を手に入れた時から、「カプラ」の歴史は始まります。
15年間かかったそのお城の修復には、模型づくりが必要でした。「同じ大きさの板を使ってみたらどうだろう」。そんな小さな思いつきが、現実のお城だけでなく、空想の世界でのお城も生み出しました。
「カプラ」は手のひらにのるほどささやかな、細い白木の積み木。ニスや防腐剤の加工さえありません。単純で、だからこそ創造力が必要とされる「カプラ」なら、お城もエッフェル塔も、キリンも、象だって、作りだすことができる。「カプラ」が魔法の板と呼ばれる由縁です。1988年にフランスで生まれ、ヨーロッパ各国の玩具賞を受賞。トム・ブリューゲン自身の手によって「カプラ」2万ピースを使い再現された「パリの街並み」は、96年にパリ・ルーブルのフランス国立衣装美術館に展示されたほどと、その造形美は折り紙つきです。
カプラ

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