March 13, 2008
December 09, 2005
松任谷正隆氏/episode:4 最終章
[ BEYES FACTORY ]
ファッションに精通している松任谷氏の要望は、細かかった。
「素材はブラックデニムでいきたい。少し着古した感じにしたい」
「裏地はチェックにしたい。大人が着るコトを考えて、定番のブラックウォッチで。」
「インナーベストのステッチは、ブラックウォッチの色に合わせて
ネイビーとグリーンの2色使いにできるだろうか?」
打ち合わせをしている我々自身が「いったいどんなM-65が完成するのか」と、
楽しみでしょうがなくなった。
完成したM-65は、氏の要望にしっかりと応えた仕様だった。
そして、実現させたジョイックスコーポレーション㈱の懐の深さに感動した。
早速、松任谷氏に着用していただき、写真撮影を行った。
車をバックに、ビルをバックに、音楽スタジオ内の卓をバックに・・・
長い期間を経て誕生したモノへの愛着は深い。
松任谷氏のこだわり、BEYESの熱、<ダニエル・クレミュ>のセンスが混在しているのだから
なおさらだ。
それが、BEYESユーザーの手元に渡った時には、
きっと同じような気持ちになっていただけるのではないか。
そんな希望を抱きつつ。
November 22, 2005
松任谷正隆氏/episode:3
[ BEYES FACTORY ]
松任谷正隆氏が企画・監修するM-65を作れるメーカー・・・
バイヤーの頭には<ダニエル・クレミュ>しか浮かばなかった。
フレンチトラッドを継承しながら、斬新なアイデアでもって、
唯一無比の個性を確立する人気のブランド。
当然、服のベースたるものを知っているため、トラディショナルなウェアにも造詣が深い。
それは、ミリタリーウェアにもついても同じ事が言えた。
彼らなら、どこにも存在しないM-65を作れる。そう確信した。
そして何より、日本の代理店をつとめるジョイックスコーポレーション㈱の
担当者達が、モノ作りに対してとにかくこだわりと深い知識を持っている点。
それが、BEYESバイヤーを引き付けた。
企画の話を持ちかけたところ、心良く引き受けていただけた。
そして2004年8月。<ダニエル・クレミュ>担当者と共に松任谷氏を訪れた。
暑い日だった。松任谷氏はご覧の通り、清涼感あるシャツを
品良く着こなしていた。
November 16, 2005
松任谷正隆氏/episode:2
[ BEYES FACTORY ]
2003年、松任谷氏に「何か好きな物を作りませんか?」と提案をしたBEYES。
11月に、氏が校長を勤める音楽学校の一室でご対面させていただいた。
思いのほかラフな服装、物腰の柔らかい口調、そして絵になるルックス。
BEYESが求める「大人」のイメージを、氏は完璧に持ち合わせていた。
「デニムのパッチワーク・ネクタイ」「カーボンファイバーのバッグ」「オイル加工をしたデニム」・・・
わずか30分ほどの打ち合わせだったが、氏からは十分過ぎるほどのアイデアを頂戴した。
その際「ミリタリー」ものの提案をいくつか受け、そのひとつに「M-65」があった。
丁度、ヨーロッパでもリバイバルブームが起こり、
自社オリジナルのM-65を発表する大手ブランドが増え、日本でも注目され始めた頃だった。
そして何より、氏が「ウェアの原点」と主張する、特別なアイテムでもあった。
早速開発に着手。メーカー探しを始める。
もっとも、氏に満足していただける製品を具現化できるブランドは、
<ダニエル・クレミュ>しかなかったのだが。
November 11, 2005
松任谷正隆氏/episode:1
[ BEYES FACTORY ]

松任谷正隆氏と出会ったのは2003年のこと。
「BEYESで、何か好きなモノを作りませんか?」と、かなり乱暴な提案をした。
多忙で時間もなく、様々な「モノ」に対して半端じゃないこだわりを持つ氏のこと。
そんな提案に付き合ってられないよ・・・となるかと思いきや
「アレもほしい、コレもほしい」とアイデアが次々と飛び出てきた。
氏が今「本当に欲しいアイテム」のセレクト、どこにもないオリジナルの仕様検討、
それらを具現化してくれるメーカー探し・・・その間、多忙な松任谷氏から分単位で
時間を頂戴し、無理やり商談をさせていただきながら約1年かけ、ついに商品化に成功。
そして、丁度1年前にBEYES FACTORYで発売したのが”M-65/Matsutoya model”だった。
ド定番のM-65。でも、どこにも存在しない特別なM-65。
商品完成後、松任谷氏から
「これ、棺おけに入れたい服になりました」とコメントを頂戴した時は、体中に震えがくる感動を覚えた。
episode:2に続く。
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