BUYER日記

May 31, 2005

DEPARTURE

[ epicuria ]

民藝運動家として知られる柳宗悦とともに活躍した陶工、河井寛次郎は「新しい自分が見たいのだ、仕事する」という言葉を残した。
自邸と登窯を公開した記念館に始めて訪れたのは、1998年の春。「満開の桜を見ながら法念院で津軽三味線聞きませんか?」という、今はなき加藤裕三(玩具職人:1950~2001)にそそのかされた旅の最中だった。
版画家の木田安彦ら錚錚たるメンバーに混じって高橋竹善師(故人)のガツンとしたばち捌きに酔い痴れた翌朝、誘われるままに同行した記念館。その衝撃はいまも忘れることができない。僕のキャリアの原点は、間違いなくこの旅にある。

つづく

Posted by BEYES BUYER at 05:20 PM | Trackback (14)
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